COLUMN
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コラム

お子さんが自分で「おかたづけ」の出来る仕組みって

2022.11.27

 

お子さんいるお母さんならきっと誰でも思うこと

それは「自分でおかたづけができるようになってほしい」

それと同時にお子さんが小さいときは「たくさん遊んでほしい」

 

 

未就学児くらいのお子さんを持つお母さんたちからよく聞く言葉に

「子どもが全然かたづけてくれなくて困っている」

なんて言葉をよく耳にします

 

 

たくさん遊んでほしいけど、後片付けはお母さんの仕事

それが「当たり前」になっていないですか?

 

 

片付けてあげることが楽しい♪うれしい♪というお母さんはいいですが

片づけてほしいのにお子さんが出来なくて、ついつい怒ってしまう。イライラしてしまう。

そんなお母さんにはぜひ知ってもらいたいこと

 

 

おかたづけの出来る仕組み

 

 

もちろん小さい頃はお母さんがしてあげないと出来なかったりお手伝いも必要です

 

 

でも3歳くらいには「おかたづけの出来る仕組み」を作ってあげることで

お母さんの手助けがなくても自然とお片付けが身についていくと言われています

 

 

幼稚園や保育園に通っているお子さんのお母さんで

「幼稚園や保育園ではちゃんとおかたづけが出来るのにどうして家ではできないの?」

この言葉もよく耳にします

これにはちゃんと理由があって、幼稚園や保育園では「おかたづけが出来る仕組み」が

作られているからなんです

 

 

保育室をじっくりと見たことがあるお母さんは知っているかもしれませんが

おもちゃを片付ける場所には必ずラベルが書いてあります

 

 

「つみき」・「おりがみ」・「ねんど」・「くれよん」

おままごとをする道具などは1つずつの置き場所に

「フライパン2こ」・「おさら4まい」・「こっぷ4こ」など明確に数も書いてあると思います

さらに置き場所に印が書いてあり、先生に聞かなくてもその場所にちゃんと戻せるような仕組みが作ってあります

 

 

「どうして片付けてくれないの?」 ともし思っているお母さんがみえるなら

ぜひ「おかたづけの出来る仕組み」をご自宅でも作ってみてあげてください 

 

 

そうすることでお母さんの負担が減り、お子さんも自分でおかたづけができる!

おかたづけ出来たことにお母さんが褒めてあげることで、お子さんの自信にもつながると思います

なんだかいいことばかりですね♪

 

 

 

お子さんのおもちゃの効果的なおかたづけの具体的な方法としては

グループにまとめてあげる

ラベルをつけてあげること

アクション数を減らしてあげる などがあります

 

 

グループにまとめてあげるとは

お絵かきをするときにクレヨンを使うならお絵かき帳とクレヨンを一緒にしまったり

一緒に収納できない大きいモノは一緒に使いやすいようにとなりの場所に収めるなど

 

 

ラベルをつけてあげるとは

場所は決まっていてもラベルがついていない方はぜひやってみてください

 

文字がまだよめないお子さんには写真や絵でラベルをつけてあげたり

絵と文字を一緒に書いてあげることで自然と文字を覚える効果もあります

 

 

アクション数を減らしてあげるとは

 

おもちゃを取り出す・戻すときのアクションの数(手数)を減らしてあげること

例えば、今までは引き出しの中にフタがついている管にしまっていた小さなおもちゃを

フタなしの入れ物に変えることで引き出しをあけたら取り出せる

 

絵本がたくさん入っている本棚にいくつかブックスタンドを入れてあげることで

取り出すときに倒れてこなくなり、結果的に戻すときにもいれやすい

 

扉つきのおもちゃ箱はおもいきって扉を外してしまうのも一つの方法だと思います

 

 

 

おもちゃが沢山あり、収納スペースに入りきらない!

 

そんなときはお母さんが勝手に判断して捨ててしまうのではなく、ぜひお子さんにきいてあげてください

「一番使っているおもちゃ教えて?」

「どのおもちゃが一番好き?」

 

 

捨てるモノ・いらないモノを選ぶのではなく

使っているモノ・好きなモノをお子さん自身が選べるように♪

 

 

最初はうまく選べなくても何度も繰り返し聞いてあげることで

選べるようになります

選べるようになれば、きっと買うときにも今までより自分にとって大切にできるおもちゃを選ぶことができるはず!

そして選んで買ったモノはきっと今までよりも大切に使ってくれると思います

 

 

仕組みを作ったのにうまくいかない!

 

 

そんなときはお子さんに「どこにしまうといい?」

「どうやって入れたらわかりやすい?」など聞いてあげるとお母さんが思っていた方法とは全く違った。なんてことがよくあります。

お母さんが「わかりにくい!」と思っても、おかたづけをするのはお子さんなので

まずは一度試してみてください

 

 

収納する場所を変えるだけでできるようになった。なんてこともよくあります

身長や使いやすい場所など、その子にしかわからないこだわりがある!なんてことも

 

 

おかたづけは生まれつき・自然に身につくこと。出来て当たり前!

と思われがちですが、実は自然に身につくことではありません

 

 

まずはお母さんがお子さんにとっておかたづけのしやすい仕組みを作ってあげてください

幼稚園や小学校、そして家庭。その中でおかたづけの方法を学んでいきます

 

 

 

お子さん自身のできる!を育ててあげるために

毎日頑張っているお母さんの負担を少しでも減らすために

お仕事から帰ってきたお父さんがゆっくりとすごせるように

 

 

ご家族のみんなが毎日笑顔で過ごせるための仕組みをぜひ取り入れてみてください

 

 

 

 

整理収納アドバイザー

~Bring happiness~永岡よしみ

 

三重県四日市市在住 2児の母

自身が子どもの頃から掃除・片付けが大の苦手

生活習慣やズボラな性格のせいだと決めつけて諦めてずっと隠す収納方法を実践(笑)

「整理収納アドバイザー」と出会い、人生が大きく変化

整理収納=思いやりがモットー!

元!汚部屋の私だからこそ伝えることのできる整理収納を

目指して日々活動中