コラム
住宅ローンはできるだけ低金利にしたいと考えている方は多いかと思いますが、実際にどんな金利タイプを選べば低金利にできるのか分からない方も多いはずです。三重県で注文住宅を建てる場合、およそ3300万円近くかかってくるため、できるだけ低金利の住宅ローンを選んでおくと良いでしょう。
では、住宅ローンの金利タイプはどう選ぶべきなのか、今回はそんな住宅ローンの金利タイプについてご紹介します。
金利タイプの種類
まず、知っておきたいのは、住宅ローンの金利タイプは一つだけではなく、複数あるということです。
固定金利タイプ
全ての期間で金利が固定しているというタイプです。金利はもう一つのタイプ(変動金利タイプ)に比べると少し高くなっているのですが、金利変動がなく、毎月決まった額を支払えば良いので人生設計が立てやすいという利点もあります。
住宅ローンの中でも固定金利タイプでよく利用されているのが、フラット35です。フラット35は銀行や信用組合、保険会社などそれぞれの金融機関で利用可能です。
変動金利タイプ
変動金利タイプは固定金利タイプと違って低金利で始められますが、返済中に金利が上がってしまった場合、返済額の負担が増えてしまうというリスクがあります。
固定金利タイプは返済額が毎月一定なのですが、変動金利タイプは金利が変動するたびに返済額が変わってきてしまうのです。今はそこまで大きな金利変動などは起きていませんが、いつ金利が変動してしまうのかはわかりません。
期間固定タイプ
期間固定タイプでは、決められた期間まで固定金利タイプで、その後は変動金利タイプになるという住宅ローンを指します。例えば10年期間固定金利を選択すると、10年間は固定金利、10年を過ぎてからは変動金利になります。
期間固定タイプを選ぶ時は、世帯収入がアップする時期と教育費などで支出が増える時期、そして子どもが成長し独立した後、生活費の支出が減る時期の3つがどのタイミングで訪れるのかなどにも注目してみましょう。
自分に合った金利タイプを選ぶことが大切
固定金利タイプや変動金利タイプ、期間固定金利タイプというように、住宅ローンには様々な金利スタイルがあります。その中から自分に合った金利タイプを選ばないと負担が大きくなってしまう一方です。
金利タイプを選ぶ時は、人の意見を参考にしつつ自分はどんな返済をすると楽になるのか、住宅を建ててからの人生設計なども検討して、住宅ローンの金利タイプを選びましょう。