コラム
三重県に夢のマイホームを建てようと考えている方は、現実的に住宅ローンの検討も始めなくてはなりません。住宅ローン選びはとても重要なことですが、金利や返済期間以外に三大疾病保険が備わっている住宅ローンがあることをご存知でしょうか?
今回は住宅ローンに備わっている三大疾病保険等は必要なのかどうか、ご紹介いたします。
ぜひ、三重県で住宅ローンを借りようか悩んでいる方は参考にしてみてください。
住宅ローンに疾病保険が備わるとどうなる?
住宅ローンに疾病保険が備わることで、どんな効果を得られるのでしょう?
例えば、三大疾病保険が備わっている住宅ローンを利用したとします。残り10年のローンで数百万円を返済しなくてはならないのに、病気にかかってしまいました。病気にかかってしまうと働けないため、住宅ローンの支払いが滞ってしまいます。
しかし、三大疾病保険があれば、返済できなくなってしまったローンの残債を保障してくれます。住宅ローンに備わるのは三大疾病だけではありません。なかにはガン特約や七大疾病保障、11大疾病保障までカバーしてくれるものも。病気ごとにどこから保障されるのか細かく決まっているので、各保険を確認するようにしましょう。
疾病保険付き住宅ローンの保険料はどうなる?
疾病保険付きの住宅ローンは、一般的な住宅ローンの金利に上乗せが生じます。多くの場合は、借入金利に0.25~0.4%前後が上乗せされる、もしくは保険料を住宅ローンとは別に支払うことになります。金利に上乗せする形が多いのですが、なかには保険料の負担なしで疾病保障が付いているものもあります。
疾病保険は本当に必要なのか?
そもそも住宅ローンに疾病保険が備わっているものは本当に必要になるのでしょうか?例えば、医療保険や医療特約に既に加入しているのなら重複してしまいますし、何よりその分の保険料を支払わなければいけないので、家計の負担にもつながります。
しかも、住宅ローンに備わっている疾病保険は、住宅ローンの支払いが全て完了した時点で保険の契約も終わってしまいます。住宅ローンの支払いが完了するのは歳を重ねてからになるので、その時点で他の疾病保険に加入していなければかなり不安な状況に陥ってしまうかもしれません。
そう考えると、銀行の住宅ローンと健康保険は別のものとして考えた方が良いでしょう。もしくは、保険料を負担しない疾病保険付き住宅ローンを選ぶことも一つの選択肢です。