コラム
住宅ローンを契約する際に「金利」という言葉をよく耳にすることでしょう。でも、金利について詳しく正確に説明できる人はいらっしゃいますか?金利の意味を知っていないと住宅ローンで後悔することがあるので、マイホームを建てる際には、金利についてしっかりと確認しましょう。
金利とは?
「今はマイナス金利の時代」などとテレビや雑誌でもよく聞きます。ですが、そもそも金利とは何なのでしょうか?住宅ローンのみならず、カードローンや車のローンでも同じですが、金融機関からお金を借り入れた際には、借りた金額に加えて利息を払うことになります。
金利は支払う利息の割合のことなので、必ず%で表されます。金融機関のホームページやパンフレットを確認すると、1.08%や0.9%と「%」表示されていることがわかるでしょう。そして、その金利は年率で表示されているので月々の金利を調べたい場合には、「年率÷12ヶ月」で計算をすることになります。
金利には種類がある
住宅ローンの金利にはいくつかの種類があることをご存知でしょうか?すでに住宅ローンについて調べている人は知っていると思いますが、変動金利タイプや固定金利タイプなど様々なものがあるんです。次に、金利の種類について紹介します。
変動金利
変動金利タイプは、景気の影響によって金利に変動が生じます。適用金利は半年に1回あり、返済額も5年毎に見直しがあるため、支払う金額が契約時よりも高くなることが考えられます。ですが、景気が下がると金利も下がり、返済額が減少するというメリットもあります。
固定金利(全期間)
固定金利(全期間)タイプは、支払いが完了するまで金利、支払額、総額が変わりません。低金利のときに住宅ローンを借り入れすれば、ずっと同じ金額で支払いを続けられるので、たとえ景気が上昇したとしても問題がありません。ですが、景気が下降しても金利が下がるわけではないので、金利が高いまま支払い続けることになります。
固定金利(選択型)
固定金利(選択型)タイプは、3年や5年、10年など一定期間の間は金利の変動がないタイプです。固定期間が終了したら、固定か変動かを選ぶことができますが、見誤ると金利が高いときに更新となり支払う金額が高くなってしまうことがあります。
マイホームを考えたとき、住宅ローンで大きく悩むことになるでしょう。金利とは何なのか、どんな内容のものがあるのか、小さな疑問であっても全て取り除いてから借り入れを行うことが大切です。