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コラム

住宅ローンの金利がもたらす家計への影響とは?

2023.03.05

住宅ローンは、まとまった額を返済するだけあって金利による影響が大きいです。家計のやりくりにも影響を与えることでしょう。今回は、変動金利型と固定金利型、それぞれがもたらす家計への影響や、どちらが適しているかを見極める方法を紹介します。

 

住宅ローンは変動金利、固定金利どっちが良い?

住宅ローンの借り入れをするにあたり、重要なのは金利の選択ではないでしょうか?実際、住宅ローンをどこで借りるかよりも、変動金利型か固定金利型かで悩む人は非常に多いです。まず、変動金利型と固定金利型、それぞれの違いを比較しましょう。

 

変動金利型

その名の通り、金利が一定ではなく、景気等による銀行の判断で金利が変わる住宅ローンです。「短期プライムレート」と呼ばれる指標をもとに金利が決定されます。また、変動金利型は、返済額の負担が減ることがあれば、増えることもあるため、その分リスクあるタイプといえるでしょう。

 

固定金利型

借り入れ期間、つまり返済が完了するまで金利が申し込み時点から変わらない住宅ローンです。固定金利型は、金利変動によるリスクを銀行側が負うため、返済者が負担する金額は変わりません。しかし、マイナス金利や借り入れ当初から金利がお得になっても、金利が高い状態のまま返済するので実質負担が大きくなることがあります。

 

住宅ローンの金利を見極めるポイント

住宅ローンは、大きな金額だけに長期的な返済が必要です。まず、借り入れに関して重要となるのが家計の状況です。返済するのに余裕のある家庭ならば、変動金利型がオススメです。というのも、変動金利型は金利が上がる可能性があるからです。金利が上がるという確証はありませんが、金利の上昇が思わぬ負担に繋がるリスクがあります。それでも、利息変動に対しての耐性があるならば、変動金利型でもそう負担にならないでしょう。

 

一方、返済に余裕がなく、借り入れ時の金利が比較的安いと判断できるのであれば、固定金利型にするのも良いでしょう。変動金利型は、5年間は返済額が変わりません。また、金利が上昇しても、上限を1.25%とするルールがあります。固定金利型にしても、変動金利型へ変更することが可能です。実際に返済してみて、家計に余裕ができたり、金利の状況に応じて変動金利型にするのも良いでしょう。

 

住宅ローンの借り入れは、家計にとって大きな負担です。目先のことだけに捉われず、将来のことを考えて見極めるようにしましょう。