コラム
今回も、後悔しない家づくりのポイント をご紹介します。
■家を建ててから気が付く外回りのこととは?
家づくりをしている間は、建物のことばかりに注目してしまい、住まい全体を現わす外構や植栽のことを気にしていないことも少なくありません。しかし、建ててから外構や植栽に予算をもっとかけておけばよかったと後悔する人が意外とたくさんいるのです。
いい家と感じるには、住宅の建物だけではなく、その敷地全体の雰囲気に左右されることが多いものです。例えば、建物と一体化したような塀のデザインであったり、門構えであったり、また、敷地の中には季節を感じられる植栽があったりと、建物と外回りの調和は、住まいのグレードを一層引き上げてくれる効果があります。
もしも、建物がとても豪華であっても、外回りがただの砂利が敷かれただけなら、雰囲気のある家とは思えないでしょう。家づくりの予算にはかならず上限があることですが、建物本体とともに、外回りに予算も一緒に計画しておくことをおすすめします。また、そのような家づくりを目指している住宅会社に依頼したいですね。
後悔しない家づくりのためのポイントを紹介してきましたが、この他にも、実際に家づくりをした先輩方から話を聞くことも良いでしょう。しかし、最終的には自分たち家族の考え方、暮らし方を優先して決断することをおすすめします。快適な暮らしというのは、その家族それぞれに違っています。人の意見に右往左往するのではなく、良いことも悪いことも、しっかりと自分たちで納得して進めて行くことが、最終的には「後悔のない家づくり」となるでしょう。